犬顔きゃめら
雑誌系犬顔カメラマンの雑記
DPPとRITと撮って出し
画像屋さんに触発されてテスト。

CanonのRAWデータを純正ソフトで現像する方法としてDPPの他にImageBrowzer(ZoomBrowzer)内のRawImageTask(RIT)を使う、という手があります。

カメラをRAW+JPEG記録にして撮影した場合、カメラで作られたJPEGとRITで現像したRAWから作られたJPEGはほぼ色が合うが、DPPで現像したRAWから作られたJPEGはそれらと色が違う、という話しを以前から聞いていたので、その検証。

大雑把に結論を言うと確かにその通りのよう。
Photoshopで開いて全てのチャンネルのヒストグラムを見比べると、撮って出しとRITは山の形の差は極僅かですが、それらとDPPは明らかに山の形に差があります。

で、今更ではありますが気付いたのがiccプロファイルの違い。
Photoshopで開いてステータス表示を見てみると同じsRGBでも…
カメラJPEGとRIT現像したRAWからのJPEGは「sRGB IEC61966-2.1(8bpc)」。
DPP現像したRAWからのJPEGは「sRGB v1.31(Canon)(8bpc)」。
こんなところでも違いは明らかですね。

DPP現像JPEGのプロファイルを捨てて「sRGB IEC61966-2.1(8bpc)」で開いたら一緒になったりして(笑)。

…いや暴論失礼しました(^_^;)
コメント
この記事へのコメント
キヤノン仕様のsRGB、sRGB v1.31(Canon)は、sRGB IEC61966-2.1と違うのか、同じなのか、違うならどこが違うかご存じだったら教えて下さい。
Photoshopで作業用色空間をsRGB IEC61966-2.1にしているときに、sRGB v1.31(Canon)のファイルを開いても、プロファイルの不一致のアラートは出ませんね。

プロファイルが違うからマッピングが違うのか、ソフト自体の現像エンジンが違うのか・・・
私は後者ではないかと思っていますが。

ところで私も偶然、昨日RITで1枚現像してみました。
色はきれいだと思いますが、ノイズリダクションがあまり効かないので、今どきの画像としてはノイズが多いような気がしました。(ISO800撮影)
その点、たぶん、ですけど、カメラ内生成のJPEGのほうがノイズが少ないのでは?と想像します。

でもやはりRITにしても、ニュートラルにしてコントラストを-4にしても、ハイライトのリカバーは出来ないですね。
昨日は試しませんでしたが、露出を落としたファイルを別に現像して、ハイライトだけ合成しないとディテイルが出ません。
うっすら出てくれるだけで、だいぶ違うんですけどね~。
DPPやRITでは、相変わらず露出を落としても、ハイライトリカバーはしないかも・・・。

2008/02/23(土) 08:19:17 | URL | yukinyaa #-[ 編集]
以前、どこからか聞いた話ですが、
RITはカメラ内でJPEGを生成するソフトをパソコンで
動くようにしたもの。
すなわちカメラで記録したJPEG=RITで現像したJPEG。
そんな話を鵜呑みにしていた私のカメラのピクチャー
スタイルの詳細設定は全てRITによるシュミレートで
出したものです。

まあ聞きかじった話を鵜呑みにするのもなんですが
結果的には間違ってなかったようで一安心。
テストご苦労様でした。
2008/02/23(土) 20:58:30 | URL | animato-mtn #aXvzjISo[ 編集]
横から失礼します。
たぶんそれで合ってると思いますよ。
乗り換え組の方に説明いたしますと、DPPが出る前のRAW現像ソフトは、RAW Image Converterが最初で、それがFile Viewer Utilityになり、EOS Viewer Utilityになりました。
で、DPPが出てからは、ZoomBrowserやImageBrowserに変わり、EOS Viewer Utilityの現像機能は、Raw Image Taskとして内包されました。

詳しく説明できませんが、聞くところによると、RAW Image ConverterからRaw Image Taskの流れの現像では、DIGICを加味した現像になるそうです。
それに対してDPPのほうは、DIGICが加味されないとか。
どのような点が加味されないのか分かりませんが、DPPとRITではCMMが違うのではないかと思っています。
2008/02/23(土) 21:45:58 | URL | yukinyaa #dNm2mw72[ 編集]
>yukinyaaさん
そうなんですよ。
私もそもそも「何でsRGBに規格がいくつもあるのだろう?」と思って、思いつきの暴論を携帯でアップしたあと(笑・・・いや、失礼しました)、同じように作業用色空間を変えて開くテストをして、アラートが出ないことに気づきました。
私も「気づいた」だけで「違い」は是非識者にお伺いしたいです。
と、思って調べたら・・・なんと検索トップが地底さんの過去ログ(2007.03.11)でした。

http://chitei.exblog.jp/tags/DPP/

「印刷やプリントアウトでは問題無いが、キヤノンDPPがつけてくるCanon sRGB v1.31はwebには向かないのかな?」とのこと。
見覚えはあったのですが・・・
その頃はCanonユーザーではなかったので読み飛ばしてました。
やはり違いはあるのですかね・・・。

とはいえ、やはりDPPとRITの違いはyukinyaaさんがおっしゃるように現像エンジンの違いでしょう。
AdobeRGBではDPPでもRITでも現像結果が違ってもプロファイルが一緒ですもんね。

カメラのJPEGと、メーカー純正ソフトであるDPPの現像結果が同じ方向性にならないのもなんとなく気持ちが悪いものですが・・・

>animato-mtnさん
なるほど、animatoさんのような撮影が多い方はRITシミュレートからセッティング、も良さそうですね。
2008/02/24(日) 01:21:33 | URL | wan-wan #fVG31C5s[ 編集]
地底さんの書き込み見て、私もネタにしたことがあります。
http://yukinyaa03.exblog.jp/5212440/
で、それとは別にキヤノンスタンダードの赤が飽和してるのか否かは、こないだやったのでスルーします。

JPEGで撮る場合の、カメラセッティングのシミュレーションは、EOS Viewer Utilityの時代までは、よく出てきた話だったように思うのですが、DPPになってから聞きません。
キヤノンもEOS Viewer UtilityとDPPの結果が違うとはアナウンスしてませんし、出た当初はメーカーもエンジニア以外は分かってなかったんじゃないですかね~。
たぶん、今も出来ると思いますが、EOS Utilityを使って、カメラをつないでカメラセッティングが出来るはずです。
カメラ単体では設定できない、トーンカーブも設定できたような気がしますが・・・・?

今でもそうなのではないかと思いますが、コンシューマー機のセッティングでは、RITではトーンカーブが出てこないですが、1D系だと表示されるのではないかと思います。
今はピクチャースタイルをカスタマイズする方が、高度なセッティングが出来ると思いますが、それ以前はRITの流れのソフト経由でカメラをカスタマイズしていたものと思います。

でも、ワタシはなんもやってませんでしたが。(^_^;)
RAWで撮ってると関係なくなっちゃいますし。
2008/02/24(日) 09:01:06 | URL | yukinyaa #-[ 編集]
>yukinyaaさん
あ、こちらの学習帳も私読み飛ばしてましたね。(^_^;)
いざ我が身になると気になるものです。

とはいえ、私の場合RAW+JPEGでカメラJPEGを先に納品することがあっても、まったくのアタリ用なので、それが基準の色見本になることはないですから、あまり神経質にならなくても良さそうです。

RITの使い方としては・・・
DPPで何かいまいちの時に試してみる、くらいですかね・・・
もしRITの方が色が好みだったとしても、RIT現像をベースには出来ないですよね、生産性的に。

あとweb使用が考えられる時にDPPからJPEGを作らずにCS3でJPEGを作る方がもしかしたら安心かも?

そこまで考えてませんでしたが、私はいつもJPEGを作る時はDPPで作ったTIFFからイメージプロセッサで作ってます。
2008/02/24(日) 18:42:04 | URL | wan-wan #fVG31C5s[ 編集]
DPPとRITは開発部が別のようですね。
RITは、コンパクト部門、DPPは一眼部門だそうです。色座標軸がちがうようですね。アメリカのDPReviewとか見るとRITの方が好ましいと書いてるライターがいますね。RITの方がノーマル(というかAdobe系のソフトに近い)じゃないかなあ?僕はLightroomがメインでたまにDPPですね。DPPはかなり色座標軸が偏っていて飽和するのがはやいと思う。はじめっから色が濃い。だから間違った濃さだと修正するのがたいへんだという感触です。
2008/02/26(火) 12:02:32 | URL | iwaki #-[ 編集]
>iwakiさん
「DPPはかなり色座標軸が偏っていて・・・はじめっから色が濃い」は確かにそうかもな、とも思います。
でもそちらの方がイメージに近い場合もあったりします。

「RITの方がAdobe系に近いかなあ」との感想を見て、また少しテスト、というほどのものでもないですが見比べてみました。
サンプルは3ファイルくらいと少ないのでアバウトな感想ということで。
カメラ設定のままいじらず現像したものを(シャープネスは見当で揃えました)レイヤーで重ねて見比べてみた印象ですが、やはりDPPとRITに差があるとは言っても、両者とCS3との差の方がやはりはるかに大きく・・・
そこはやはりCanonはCanon。
それよりはピクチャースタイルの差の方が大きく、スタンダードと忠実設定の間がCS3のCameraRawという印象。
やや強引に言えばRITのスタンダードがCS3に近い気もしました。
もっとも通常そこからそれぞれ調整するわけで。
それが故にこの手の比較は難しいですよね。
他人がテストすればまた違った印象になるかもしれません。
比較するファイルにも寄るでしょうし。
テストの条件を決めるのも難しいので、結局は各自でテストしてみて結論を出すしかないのですね。
2008/02/26(火) 22:14:04 | URL | wan-wan #fVG31C5s[ 編集]
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